「すてきな三にんぐみ」を見た後に
こんばんは。
本日は僕の推しである雛形羽衣さん出演の舞台
観劇して参りましたので、僕なりに感想を綴りたいと思います。
今から観る人の為にもネタバレ無し
簡単なあらすじ
ある街に三人の悪党。強盗で平和を脅かし人々からは恐れられていた。
そこに住むは一見幸せそうに暮らす悩みを抱える少女達。
三人組と少女達の出会いがもたらす物語やいかに。。。
ざっくり!!こんなかんじ。
原作を全く読まずにみました。
「絵本原作かー。なんか衣装もめっちゃパステルカラーだし。メルヘンでファンタジーなお話なんだろなー」
裏切られました。
いやーーー度肝を抜かれました。
あまりにも暗い。辛い。重い
まず少女達が抱える悩み。問題。苦痛。どれも「たったいまこの日本のどこかで実際にあるんだろうなー」と思うようなものばかり。
もちろん舞台背景は日本でもないし現代でもないんですけど、恐らく。とてもリアルなんですよ。
これに俳優さん達の演技も相まって。臨場感が凄いです。思わず耳を塞ぎたくなるようなシーンもありましたね。だいぶ攻めてる作品です!!!
あと
子供という生き物の強さ
ガキの頃って
親同士がメチャクチャ喧嘩してても、身内が死んだりしても、しこたま怒られても
いつも遊んでる仲間とニンテンドー64があればだいたい元気になれるみたいな。
気づいたら笑顔でマリオテニスみたいな。そういう強さ。
逃避が上手いんですよね。ストレスを逃がすための。
ただ1人でゲームやってりゃ元気になるっちゃなるけど、もし間違えた逃避をしてしまった時に正してくれる仲間がいないんすよね。そこ重要。
攻めた描写が多いですが、芯の部分はしっかりと家族愛や友情を感じ取れる、馴染みやすい作品でもありました。そういうの観たい人にもオススメ!!!
さぁさぁ、羽衣ちゃんはリンダという子供の役でした。
話の筋を構成するメインメンバーの1人でしたね。今まで羽衣ちゃんの出演する舞台は全部見てきましたが最年少の役。本人も言ってましたが今までに演じてこなかった役柄でした。
とても暗い雰囲気の子。僕の大好きな羽衣ちゃんの眼、視線、虚ろな表情が素晴らしくマッチしてて生かされてました。大好きだ。。。w
回想シーンがあるんですけど、スイッチの切り替えというか、醸し出す空気感の変化も凄かったです!!!子役なだけに某DJの時の無邪気さみたいなものもほのかに感じましたwwこれも羽衣ちゃんの色ってやつですね。
リンダで一番好きなシーンがこの回想のラスト。表情は見えないものの迫真の立ち姿と声でフラストレーションの塊みたいなものがガツンと伝わってきました。見どころです。お疲れ様!!
素晴らしい作品でした。いろんな方に見てもらいたいですね。
ネタバレ有版はすべての公演が終了しだいうpしようと思います!、
まだ書きたいことたくさんあるーーー。特にもう1人の好きなキャラに関して!!!
じゃ😘